エンタテインメントの作り方 - どうなる？メダカ日記

私がお勧めの作家を聞かれた時に、間違いなく答えるであろう作家が貴志祐介さんですが

このブログの題名は、貴志さんが、主に小説家を目指している人に向けて書いた新書の題名です！

正月休みの間に、この本を読んでいたのですが、改めて貴志さんの凄さを思い知りました！

もともと、どの本を読んでもたくさんの取材をしたであろう事や、ストーリーや、ミステリーに置いてはトリックなど、細部に深く作り込まれていると感じるものばかりで、かつ読みやすいということもあり私は貴志さんの作品が好きなのですが

この本を読むと、貴志さんの作品を読んで私がそのように思うのは当然のことであり、さらに私が感じ取れないような所まで作り込んでいるのだとわかります！

作家志望の人向けの本であることから、結構細かい技術的なことも書かれていますが、そういうストーリーとは別の、作者(貴志さんに限らず)が技術的にどのような事を心掛けているか(あるいは作者の癖)という視点でも小説を楽しめるようになるので、まさに一石二鳥です！

貴志さんの本を読んだことが無い、あるいはあまり好きでは無いという方でも、小説を読むのが好きな方であれば、一度この本を読んでみると楽しさが広がるのでは？と思います！

ちなみに…私は別に作家を目指している訳では無いということをここに申し添えます！笑

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