アクロトライアングルグロウについて
先日、アクロトライアングルグロウを買ったことはチラッと触れましたが、使用感について少し書こうかと思います。
今までは、コトブキのフラットLEDツインを使っていたので、基本、フラットLEDとの違いになります。(ともに60センチ用)
…ちなみに、完全に主観です!^_^
とはいえ、製品情報に書かれている数値だけで簡単に比較しますと、
明るさについては、
フラットLEDが2,550lm(ルーメン)、アクロトライアングルグロウが3,000lmとアクロトライアングルグロウの方が明るいと言えそうです。
(明るさも色々定義があるのであくまでルーメンでは)
色温度については、
フラットLEDは10,000K(ケルビン)でアクロトライアングルグロウが7,200Kです。
ちなみに、色温度とは、ちゃんとした説明は難しいのですが、直感的にわかりやすくいうと「光の色味」と言った感じのものでしょうか。
調光できるリビングライトなら、暖かい色から白い色まで変えることができますが、その色味の違いです。
ケルビンは高いほど青白い色に近づくのでフラットLEDの方がより白い色で見えることになります。
次に、演色性ですが
フラットLEDがRa84でアクロトライアングルグロウがRa93です。
Raとは「平均演色評価数」のことで、average of rendering index の略です。
0〜100の値で、光が当たった時の物の見え方が自然光に近いほど100に近づくという感じです。
つまり、数値上では、
(アクロトライアングルグロウは)フラットLEDより、明るく、やや黄色味があり、自然光に近い物の見え方ということになります。
という訳で、
前の水槽をリセットする前の約1週間、試しにフラットLEDではなく、アクロを使ってた感想です!(前置き長すぎ)
まず、今までに説明した数値上の違いですが、(当然ながら)色温度以外の違いは見た感じではわかりません!
色温度については逆に明らか過ぎるぐらい違います。
正直、フラットLEDに慣れていると、アクロトライアングルグロウにした瞬間違和感しか感じませんでした。
慣れもあると思いますが、フラットLEDの方が綺麗に見える気がしました。あとは好き嫌いもあるかもしれません。
しかし、演色性というのか、なんというのかわかりませんが水草(赤系)の見え方はアクロトライアングルグロウの方が綺麗に見えます。
次に、肝心な水草の育成についてですが
1週間しか試していないのですが、明らかに赤系の水草の発色は良くなりました。
そもそもの演色性(?)の差で赤系がより赤く見えるというのに加え、上の方の葉が今までより赤くなりました。(ロタラインディカ)
また、しばらく調子を落としていたルドウィジアもアクロに替えてから調子が戻り、新芽が伸びるようになりました。
緑系の水草は見ていなかったのでわかりません(笑)
もう少し長期でやればよかったのですが、1週間でも違いは出たかな思います。
最後に、お値段については、どちらもおおよそ1万円と大差ありません。
結論…
現状ではアクロトライアングルグロウを選ばざるを得ません!
光関係なく、アダプターが無い点とか意外と気に入ってたりします。
水草の成長具合もかなり期待できそうですし
アクロにして良かったと思っています!